旅館様の紙袋の事例をご紹介します【s-98】
神奈川県、箱根強羅温泉の高級旅館様の紙袋です。幅：25cm、マチ：11cm、高さ：25cmという正方形です。このサイズだと、弊社の定型寸法（中サイズ）でオーダーいただけると、幅：26cm、マチ：10cm、高さ：26cmという正方形の紙袋が大変お得な価格でお作りできます。しかし、こちら様は幅とマチの1cmの違いにこだわっており、ジャストニフルオーダーでご注文いただきました。デザインは、家紋である伝統的な花菱。その五枚の花弁の一つと円環をモチーフに、上品な高級感が醸成されています。
オーダー頂いた紙袋の仕様
| カテゴリ | 定形外特別寸法 |
| 業 種 | 旅館 |
| 枚 数 | 10,000枚 |
| 製品単価／枚 | 非公開 |
| 用 紙 | 晒クラフト 120g/㎡ |
| サイズ | 幅250×マチ110×高さ250㎜ |
| 印 刷 | 特色１色+黒１色 |
| 表面処理 | なし |
| 提げ手 | OFJタイプ 紙単丸ヒモ |
| オプション | なし |
| 運賃送料 | 無料 |
紙袋に使用した素材
「和」な雰囲気にマッチする晒クラフト紙
晒クラフト紙はクラフト紙をほぼ純白まで漂白したもので、表面には、さらっとしたクラフト紙本来の風合いを残しています。そのため、インクの色が綺麗に発色し、また、紙への乗りも良く、とても使いやすい用紙です。今回のような「和」な雰囲気には、非常にマッチングが良く、安価さよりも紙の質感でこの素材を用いたことがわかります。
クラフト紙と相性が良い紙単丸ヒモ
紙単丸ヒモは、再生紙を撚った提げ紐です。紙の風合いがあるため、紙袋本体との素材感の統一感が良く、特に、クラフト紙との相性が良いようです。今回のような「和」雰囲気には非常に適した素材と言えるでしょう。さらに耐荷性を高めたい場合は、同じ紙素材である紙三本ヒモをおすすめします。
一片が25cmの正方形、マチが10cmと、おそらく長年営業してきた旅館様ならではのこだわりが反映されている紙袋です。単純に、高価な素材ではなくても、品質の良い紙袋が作れることを示した好事例です。弊社では、お客様のニーズを精査し、よりリーズナブルな紙袋を提案させていただけます。
