一般的な印刷方法で、少数製作のオリジナル紙袋の際にもよく使用され、雑誌や新聞、パッケージなど日常で目にする物の多くがこの方法で刷られています。オフセットは、インクを点状に印刷することができます。そのため、紙袋の上でそれらを重ねて掛け合わせることで、オリジナルの無限の混色が可能です。たった4つの版で、フルカラーを表現でき、写真のような複雑な色、グラデーションが得意です。版が緻密なので、細かい文字も鮮明に印刷できます。弊社のオリジナル紙袋で最も多い印刷方法です。版の数が多いほどコストは高くなりますが、コストを抑えたい方は、1色、2色など色数を絞ると良いでしょう。
オリジナル紙袋の印刷手法のご紹介
オリジナル紙袋の印刷には、二つの方法があります。どちらが良いというわけではなく、それぞれに長所と短所があります。製作するオリジナル紙袋によって選ぶのが理想ですが、コストの問題から製造枚数によって左右されます。現実的には、10,000枚以上の大量生産する場合に印刷方法を選択可能です。量産されるお客様は、こちらをご覧下さい。
グラデーションが綺麗に出る。オフセット印刷
ベタが美しく印刷できる。フレキソ印刷
最近、ヨーロッパで見直されて増えてきている印刷方法。環境負荷の少ないインクを使うため、オフセットよりもエコなイメージがあります。フレキソでは、弾性のある版で平面的にインクをのせます。そのため、ベタ(塗りつぶし)が得意です。インクの乗った面が平滑で光沢があるので、美しく仕上がります。しかし、版に緻密性が少ないので、細かい文字は不得手。色の掛け合わせやグラデーションもできません。 10,000枚以上の場合はフレキソを使うと、オフセットよりも印刷費が抑えられます。これは、ロール原紙単位でしかプリントできないためです。
オリジナル紙袋の大量生産なら、フレキソ印刷がお得
オリジナル紙袋を10,000枚以上大量生産する場合は、フレキソを検討してみて下さい。その場合、デザインの注意点があります。細密な線は表現できないこと、グラデーション、掛け合わせができないことです。基本的に、ベタで塗りつぶすデザインのオリジナル紙袋となります。 いずれも、版の数が少ないほどコストは安くなります。そのため、特色がよく使われます。これは、インクをあらかじめ調色したものです。例えば、オフセットで緑を出すには、シアンとイエローを紙の上で掛け合わせます。青~緑~黄までの色を表現することがが可能です。特色なら、あらかじめ混ぜたインクで緑色を作るので、版は一つで済むのでお安くなります。ただし、出せる色は緑の濃淡だけとなります。