これが紙袋の作り方!製造工程を大公開

簡単にできる、紙袋の作り方をご紹介します。オリジナル紙袋は、印刷以外の工程のほとんどが、実は手作業で行われています。つまり、コツさえ掴めば誰にでもプロと同じ紙袋を作ることができるのです。プレゼントの包装などに使えますよ!包装紙などのお好きな紙と厚紙、紐、カッターナイフ、糊、目打ちをご用意下さい。

作り方STEP1 サイズを決める

仕上がりサイズから逆算して、マチと底のサイズを出します。まず、仕上がりの横幅、高さ、マチのサイズを決めます。次に、底の長さを出します。底の長さは、マチの半分+のりしろです。のりしろは、3cm程度とります。 ここでは、横幅20cm、高さ25cm、マチ10cmの紙袋を製作する方法をご紹介します。紙は、左のサイズになります。

作り方STEP2 長さを測って印をつける

紙の裏面に、正面、マチ、背面、マチ、のりしろの順に並ぶよう、長さを測って印をいれていきます。内側にくる部分なので、鉛筆で直接印を書き込んでも最終的には見えません。左から4番目までの縦ラインを、すべて谷折りにします。

STEP3 袋状に貼付ける

のりしろ部分に糊を塗り、筒状に貼付けます。両面テープでもかまいません。乾いたら、のりしろとの接着部分の角を、山折りにします。

作り方STEP4 マチを半分に潰す

マチを内側に折り込むように、中心から谷折りにします。

作り方STEP5 口周りに台紙を付ける

口の折り返し部分の裏に、厚紙を貼付けます。厚紙は、紙袋の仕上がりサイズより、左右1cmほど小さくします。幅は4cmにしました。マチには必要ありません。正面、背面の裏に、上部ギリギリにのり付けします。

作り方STEP6 口周りを折り返す

厚紙に合わせて、4cmの場所で口周りを内側に折り込みます。折った裏側は接着しなくてもOKです。

作り方STEP7 底を折る

マチの半分が底の長さになります。マチが10cmなら、半分の5cm+のりしろを3cm=8cmの位置で、横に折ります。折って印を付けたら、開いて図のように底を折り曲げます。重なる部分をのり付けします。

作り方STEP8 紐を付ける

目打ち(千枚通し)で紐の取り付け位置に穴を開けます。穴開けパンチが入るならパンチの方が綺麗です。紐を通し、内側に結び目を作って紐を留めます。

作り方STEP9 完成

「底の長さはマチの半分+のりしろ」これさえ一度覚えてしまうば、とても簡単です。色々な紙で作ってみて下さい。